食う寝るぼやく

売れない雑貨屋のぼやきです・・・
ボラット 「栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」

う〜ん、久しぶりに駄作を掴まされた気分。
だいたいどの映画も下馬評に関係なく、内容が濃いか、ただの娯楽作品か、はたまたくだらん映画かと嗅ぎ分ける自信はあったんだけど、失敗した。

主人公演じるカザフスタン人がアメリカを旅しながらカルチャーショックを受ける・・・みたいな内容だったけど、ガチンコでアメリカ人を馬鹿にしていると言うかからかっているというか。

オイラも個人的にはアメリカ人嫌いだけど、この映画はそれに関係なく観てて不愉快になってくる。
アカデミー賞にノミネートされたり、果てはゴールデングローブ賞まで受賞したらしいけど、何が素晴らしいのかオイラには全く理解できなかった。

あ〜むなくそ悪い。
早く次の映画観て口直ししよっと。
19:31 | - | comments(0) | trackbacks(0)
「太陽に恋して」〜久々に映画の話〜

いとしい人よ、ぼくは何千キロも遠くからやってきた。
いくつもの河を渡り、山を越えてきた。
苦しみやつらさに耐え、誘惑に打ち勝ち、太陽を追って旅をした。
君の前に立ち、想いを告げるために。
─ 愛している。

この歯が浮いてしまいそうなキザなセリフ!!
でも映画の流れの中だとジ〜ンと来てしまったり。
意外と映画の中のセリフってそんなの多いよね。

さて、最近観たい映画もDVDも無く寂しいなあと、mixiのコミュニティで面白そうな映画を探していたら、「ロードムービー」と言うジャンルがあった。

なんじゃそれ?みたいな感じで見てみたら、要は「主人公があっちこっち移動(主に車らしい)しながら人生について学んでいったり、自分を発見する」ようなものをロードムービーと言うようだ。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」とか「ストレイトストーリー」「世界最速のインディアン」なんてのもそうらしい。

おお、これはオイラが大好き映画&ピッタリのジャンルではないか!

で、田舎のレンタルなので品揃えは悪いけど、早速「太陽に恋して」ってのを借りてきた。

監督は「Crossing the Bridge: The Sound of Istanbul」を撮ったトルコ系ドイツ人。
ストーリーは・・・
ハンブルグで教師を目指すダニエルは面白みのない堅物。誰もがバカンスに繰り出す夏休みにもアパートでくすぶっているしかない。そんな彼を密かに慕う露店商のユーリは、「幸運のお守り」の太陽の指輪を売りつけてパーティに誘う。しかしその夜、ダニエルが恋に落ちたのは、太陽がプリントされたタンクトップを着た美しい旅行者メレクだった。まるで太陽に導かれるようにダニエルは彼女の後を追ってトルコのイスタンブールへ向かう決意をする。
だってさ。

内容はかなりベタなラブコメで途中からは結末が想像できちゃうんだけど、そこがこの作品の摩訶不思議さで魅入ってしまう。
ラブコメならではの絶対ありえない出来事や偶然の連続なんだけれど、そこにロードムービーといったエッセンスをふりかけると、こうも化けるものかと感心してしまったよ。
ドイツ〜トルコって舞台設定を生かし、途中通過国での出来事や出会う人々もピリッと効かせたブラックジョークが絶妙で「そんなことありえねーだろ!」と突っ込みつつも、特にあの辺を旅したことある人間なら思わず「あそこならありえる!」なんて思ってしまうかも。
ドイツ映画なんて面白いってイメージ全然なかったけど、この監督は凄いと思うな。

ああ!また旅したくなってきた!!
19:15 | - | comments(0) | trackbacks(0)
KISS THE EARTH

三越で開催されたいた「美しい地球・守りたい命とWWF展」に行って来ました。

星野道夫の作品もあり、やはり圧巻でした。
アラスカの広大な原野で草をほおばるヘラジカ。
決して人間が目にすることはないであろう、無数のカリブーの大移動。
その他にも国内外の写真家による素晴らしい作品がたくさんありました。

見れば見るほど、地球は奇跡の星で、美しく、そしてどれだか儚いかを思い知らされました。

地球は、もはや虫の息で、死につつあるようにも思えました。

例えば、今のままの二酸化炭素を排出し続けると、わずか50年後にはヒマラヤ山脈の氷河が全て消えてしまうそうです。
21世紀末には、南米のアマゾンが全てサバンナと化してしまうそうです。
過去30年間で、0.6℃気温は上昇していて、あとたった摂氏6℃の気温上昇で、海は真っ青な色をした不毛地帯となり、生物が死滅するそうです。

でも自分達だって生活があるから、自然保護とか地球環境がどうとばかりは言ってられない。
自分の生活用品や身の回りなんて、地球を破壊しまくった結果手に入れたものばかり。
このパソコンだってそうだし。
テレビだって、携帯電話だって、スーパーにあふれている食品関連のパックや、車だって、無くては生きていけないもの。
地球にとって何の薬にもならないと分かっていても。

職場で、明日オイラが20年度予算の提案をしている瞬間も、そうやってだんだん地球は弱っていくのでしょうね。

もう、どうすることもできないのかもしれない。

ニュースを見れば、イスラム教徒の自爆テロとか、チベット暴動とか、人間が人間を傷つけあうような事ばかり。

人間同士で攻撃し合っている人類が、地球を守ることなんて出来る気はしません。

でも、こうも思いました。

オイラ達が無意識に生きている同じ瞬間、全く異なった世界で、異なった時間が、ゆっくりと、でも確実に流れている。
それを忘れてはいけないんだと。
日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうかは、天と地ほどの差があると。


近くの公園で夜桜を見てきました。

桜も近年、土壌の変化や大気汚染で、色素が薄れつつあるそうです。
言われてみれば昔ほどピンクではなくなっている気がします。

でも。

いつの日か、こんな時が来ればいいなと夢想します。

少しのお酒と、音楽があって、そこにはチベット人も、シーア派も、スンニ派も、アメリカ人も、中国人も、ユダヤ人も関係なく、桜の木の下に集って、どうやって世界を美しくしていこうかと語り合う。

美しく舞い散る夜桜を見ながら、ふと思いました。


なんだかいつに無く感傷的だな。
酒飲んでるわけでも、薬やってるわけでもないのに。
星野道夫の魂が乗り移ったかな?





23:10 | - | comments(0) | trackbacks(0)
ビザ代900円の国の日本人宿

バンコクの某日本人宿で出会ったある旅人さん。
当時彼女の風貌はドレッドヘアにタイパンツ。
いかにも旅楽しんでます!的な空気を出していた。

別に彼女と仲良かったわけでもないし、たくさん話をしたわけでもない。
たぶん、数分くらいしか会話なんてしてないんじゃないかな。
ただ彼女が大量の荷物を日本に送るというのでパッキングを手伝ったのと、そのお礼にイラクの旧紙幣(フセインの肖像のやつ)をいただいた程度の仲。

帰国して数ヶ月後。
その彼女が脚本・演出をした劇というものがあるとmixiに書いてあった。
自分が、旅で感じたこと・吸収したことを劇にしたらしい。
正直「ふ〜ん」と言った程度しか興味がなかったけど、彼女の情熱のようなものが文面からひしひしと伝わってきた。

じゃ、行ってみるか。

題名は「止まらずの国」。
内容は、とある中東の仮想国の日本人宿物語。
みたいな感じ。

止まらずの国には国王がいて、テロまがいのホーリーがあって、首都が移転しててと、廃人ならみんな訳知り顔でニヤニヤしそうな楽しい場所。

沈没してる宿泊客もキャピキャピちゃんや勘違いクン、つわものパッカーから伝説パッカーまで勢揃いしていた。

オイラみたいなダメダメ廃人には馴染みの光景で、別段、目新しいわけでもない。
ああ、この設定はどこの国がモチーフだな、あれは誰がモチーフだな。
そんな感じ。

だけどね。
だけどもだっけっど♪(小島よしお風に)

こんなにも愉快な気持ちになったのは久しぶりだったよ。

オイラは旅で感じたことを誰かに伝えようとは思わないよ。
そんなのムリだって思ってた。とうの昔に諦めてた。

でも違ったかもね。

彼女はそれを一生懸命に伝えようとしていた。
その思いがすごく伝わってきたよ。
20代前半?(正確な年齢は知らん)の彼女が、その年齢とその感性で吸収してきたもの全てを伝えようと、必死になっているのがすごくカッコよかった。そんな人がいることが凄く嬉しかった。
うん、うれしかったね。

演技をしていた役者さんもきっと学生なんだろうな、でもすごくカッコよかったよ。
彼女や、役者さんが情熱を燃やしているのがまぶしかったね。

まだまだ捨てたモンじゃないかもね、いまの世の中も。

劇が終わって帰るときに、彼女がいた。
黙って見に来ているのだから黙って帰ろうとも思ったけど、せっかくだから声をかけたら、意外や覚えていてくれたのがちょっぴり嬉しかったな。
ストレートヘアにしていた彼女はオイラの記憶の中の彼女と全然違って、正直可愛かったぞ。
おかしい・・・こんなにも可愛かったか?
これならバンコクでもう少しちょっかいを出しておくべきだった。
向こうは「何故ここにいるの!?」みたいな感じだったけど(笑)

ちなみに「止まらずの国」のビザ代は勝手に300円割引されて900円でした。
なんて寛大な国なんだ。
パスポートはノーチェック。
でも入国審査が厳しく、飲食物の持ち込みは禁止とか、劇場の中は暑いですからとジャケットを無理やり預けさせれらた。
あれはきっと裏で厳重に調べているに違いないな。
さらには他国に情報を渡さないよう通信規制まであるらしく、「上演中は携帯電話の電源をお切りください」とまで言われたよ。
しかも最後には今後の劇団活動の参考にとアンケートを書かされたけど、実はあれも筆跡鑑定してスパイを捜索しているな、きっと。

それでは最後に。
この劇とは関係ないけど。
アッラーの国を旅している廃人さん。
シヴァやヴィシュヌと一緒にガンジャを吸っている廃人さん。
仏陀の国を旅している廃人さん。
キリストの国を旅している廃人さん。
それと。
日本に帰国したふりして、実はトランジットしているだけのたくさんの廃人さんに。

メリークリスマス


それと・・・



アッラーアクバル!!(笑)
21:19 | - | comments(0) | trackbacks(0)
ラ・ラ・ラ・ランチを食べにどこへゆく?ツアー
「寿司にする?焼肉?それともうなぎ?」
いつものラ・ラ・ラ・ツアー仲間から連絡があった。

「ラ・ラ・ラ・ツアー」とは、Wikipediaによると言わば国内版「廃人ツアー」みたいなもので、ある思いついた目的のために後先考えず瞬間的に行動を開始する魅惑的かつ廃人的なツアーのことを指す(100%ウソ)

「うん。じゃ、ランチだ。12時半に集合ね」
ランチなら気軽にうなぎを食べれよう。
待ち合わせし、出掛けた。

3時間後。
何故か「富士川」というサービスエリアでコーヒーを飲んでいる。
群馬にそんな地名があったろうか。そもそも左手には富士山が見えている気がするぞ。

・・・富士山?

「だってうなぎなら浜松でしょ」
うん。間違いではない。

壮大だけど富士山に用はないし、高速代の方が明らかにうなぎより高いのではないか、ほう、これが焼津港か、こっちは建設中の第2東名か、なんていっているうちに浜松に到着・・・する前に日が暮れてしまった。

ランチはまだやっているだろうか。

片道約5時間。ようやく浜名湖SAに到着。
遠かった。
遠すぎるぞ。
というより明らかにディナーの時間だ。
いまさら「今日のランチは?」なんて聞けない。
仕方なくランチは諦めて「うなぎサンド」を食べようとパン屋へ向かう。

ここで「何故うなぎサンド?」と思う人もいるだろうが、あまり気にしないほうがいい。深追いは禁物だ。致命傷を負いかねない。

しかし、残念なことに「うなぎサンド」は売り切れだった。

群馬からはるばる静岡までうなぎを食いに来て「食べれませんでした」ではシャレにならん。
仕方なしにレストランにあった「うな重定食 松 3000円」を食べようと心に誓いながらカレーライスを注文した。

なぜここでカレーライスなのか?という疑問は、かのアインシュタインですら解明できなかった難題であり、決して3000円が高いと思ったわけではないから誤解しないように。
ましてカレーライス750円にも「これで750円かよ」なんて捨て台詞は吐いてないと言ってるじゃないか。

しかし。
しかしである。
そもそもうなぎと言えば浜松なんて誰が言ったのか。
さっき言った気もするが、気がするだけなので忘れよう。
うなぎといえば「ひつまぶし」だ。
そうだそうだ、うなぎと言ったら「ひつまぶし」に決まっているじゃないか。誰だ、浜松なんて言ったハゲは。
時代はひつまぶしだ。名古屋だ。
それに名古屋なら浜松より西だ。時差がある。実はまだランチをやっているかもしれない。
よし、名古屋までランチのひつまぶしを食いに行こう。

浜名湖SAからさらに2時間後。
夜8時前に名古屋到着。
やはりランチにはやや遅かったか。

到着したものの、なにしろ初名古屋。どこに何があるのか全く分からない。
そこには静かにななちゃんがクリスマスバージョンでたたずんでいるだけだ。(名古屋ネタ)

そこで名古屋在住廃人、keycoさんに連絡してみる。
「名古屋駅周辺の美味しい手羽先屋はどこ?」
するとkeycoさん、
「手羽先といったら「山ちゃん」です。名古屋で知らない人はいません。それより美味しい手羽先の食べ方教えていいですか?」
と暴走気味というかオイラより先に盛り上がるななのである。

教えてもらった「山ちゃん」はただの「山ちゃん」ではなく「世界の山ちゃん」であった。
自ら「世界の・・・」と名乗るあたりが只者ではない。たまたまオイラ後ろで席待ちしていた外人さんは店員が全く英語が通じず困っていたあたりにも「世界」を感じる。
そんなこんなで食べた手羽先は激ウマで持ち帰りまで注文してしまった。これでこそ名古屋に来た意味があるというもの。さすが英語は通じないけど「世界の山ちゃん」であった。
満足して店を出ると「山ちゃん」の他の店舗の案内もあって、ほう、池袋や新宿にも店舗があるのか、いやあさすが「世界の」だなあと感心しつつ、帰路につくのであった。

ここで、「東京にも店舗があるなら名古屋まで来る意味がないだろ?」とか、さらには「オイ、ひつまぶしはどうしたんだ?」とかいう心の狭い人間がきっといることであろう。
しかし、よく思い出して欲しい。誰も「名古屋でひつまぶしを食う」なんて言っていない。オイラは「名古屋でひまつぶしをする」と言っただけだ。
自分の読み間違いを人のせいにするのはよくない。
ましていま上まで戻って読み直そうとしているアナタ。そうやって自分の過ちを認めないと友達がいなくなるとお母さんは言っていた。

そもそもオイラはランチでうなぎを食いに来ているだけなのだ。
その証拠に名古屋の帰りに再び浜名湖SAに立ち寄り、うなぎジェラートを食べた。
時計も12時を指している。AMとPMの違いはあるが、まあ大差あるまい。立派なランチだ。

さあ、目的は達成した。群馬に帰ろうか。

しかしそれより「ちょっとランチ食べ言ってくるね」と言い残し、群馬でひたすらオイラの帰りを待つ相方に、どのような言い訳をすればよいのかが目下の最重要課題なのであった。
18:52 | - | comments(0) | trackbacks(0)

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